多すぎて分からない!? いろんな性別を簡単に説明してみたよ!
こんにちは、cocoro春輝です。
今回のテーマは【性別】です、おとこ/おんなだけでは無い!
現代はたくさんの性別を選んで生きられる世界が広がりつつあるんです。
そんなセクシャリティの世界ですが
キーワードが多く混乱も多いのが現状です;
そこで、私になりに
まずはゆる~く、簡単に
こんな単語があるんだなぁ・・というのを、私自身の勉強がてら
まとめてみる事に致しました。
宜しければ
新しい新時代の為!一緒に勉強してみてくださいね。
もくじ
◆セクシャリティの分類について
世の中には男/女という性別以外にも
身体は男女として生まれ落ちたけれど
それぞれ逆の性として生きる人達
男女に囚われない人、中間を好む人達、分からない人達と様々な人間が生きています。
一般的に【男女】という枠組みで統括してきた世界から
男女以外の選択肢がある事を認知し始めた現代
その選択肢がある事で、人はより個人としての自信を高め
最大限の力を使い生きる事が出来るようになっています。
私なりにですが、セクシャリティの分類を簡単に図で表してみました。
※専門家では無いのでご指摘頂けると助かります!
▼【おとこ/おんな】
生物学的に生まれた性別、戸籍に登録してある性別です
●シスジェンダー
生れた時の身体の状態と、自分の性の自認/精神が一致している人の事を言います。
一般的な男女が多くあてはまるジェンダーの分類
▼【FTM ふらめるとぅめん】
(おんな)として生まれたけれど、(おとこ)として生きる事を選ぶ人達
ホルモン注射を行ったり、医療的処置を行って男性となる人も居ますが
高額であったり、理解を得られない事から、容姿や気持ちとして男性である方も多いです。
男装、ボーイッシュである事が多いようですが、装いだけでなく
精神的に男性の方を言います。
▼【MTF めんとぅふらめる】
(おとこ)として生まれたけれど、(おんな)として生きる事を選ぶ人達
MTF同様に治療を行う人も居れば、そうでない方もいます。
世間一般のイメージが強いオカマ/ドラッグクィーン/女装っ子さんなどが当てはまるかは個人によります。
MTFの方は女性です。精神的に女性の方を言います。
▼【クエッション】
おとこ/おんな という生れて持った身体の性に違和感を感じつつも
どの性であるかを決められないでいる状態の人達を言います。
生活する中や、出逢う人生の中で徐々に確立されていったり
一つのきっかけから、しっくりくる性別になれる状態にある人達です。
▼【中性】
クエッションの人達と異なり
おとことおんな両方の性的意味や役割に中間である事を望む人達
おとこでもあるし、おんなでもある、その割合を特定せず、否定せず
自ら望んでいる状態である事が性自認の要素として大きいように思います。
▼クィア/Xジェンダー
クィアは海外の考え方ですが
元は、Qeer(不思議/風変り/妙である)という単語を使用し
自虐的な意味合いを逆手に取った、社会に対する多様性への戦略的な総称だったようです。
しかし
規制され、生きづらい想いをしている人達を総称する意味合いも入り
必ずしもセクシャリティに限定した言葉では無くなっているようです。
フェチズムや性趣向などの要素も入ってしまう事から
日本では独自にセクシャリティーに特化した言葉として
おとこ/おんな を限定しない生き方を望む人達の事をXジェンダーと総称しています。
海外ではXジェンダーという認知は無いようですが
同じように、おとこ/おんなを限定しない、求めない人達の呼び方は枝分かれしていて
男女、のように限定された単語は確率していないようですね。
▼男女の枠組みに入らない性
ここまで、多様な性別をご紹介してきましたが
ここから先のセクシャリティは
そもそもおとこ/おんな という概念から離れたセクシャリティ
第3の性 third gender という言われる
性別を分類しないセクシャリティになります。
▼ノンバイナリ―
おとこでも無く、おんなでも無い という自覚を持ち
その両方に当てはまらないと考える人達を言います。
海外では、少し政治的な意味合いが強いようですね。
LGBTQは社会的イメージが強く、セクマイはラフなイメージとして受け取られる
そんな感じでしょうか。
★クエッションと異なるのは、当てはまらないという性の自覚が有る事
★中性と異なるのは、男女の性的役割や性自認に流動的で無い事
クィア/Xジェンダーの概念が確立されていない為の派生に近いのかもしれません
▼third gender
日本では”第三の性”と表記される事が多いです。
考え方としては、ノンバイナリーと変わり無いように思います。
▼無性
日本ではXジェンダーという総称に入る言葉になりますが
性別を持たない、考えないという概念が強くて
ノンバイナリ―のように、男女どちらでもない、新しい性別だよ
というよりは、性別そのものを持ちたくない!という意識が強いかもしれませんね。
▼性を選べる期間や、表現の性
図でご紹介しています
第3の性は色を持たない黒の枠組みに入れました。
そこから下は、おとこ/おんな という性に分かれるか、あるいは
男女という概念の中からの中間を望む性としました。
一番上、男女中性と枝分かれする、各色合いを残した枠の中にあるのは
自分の性を選んでいる状態である、クエッション
どのような性でも、生きやすさを望む、クィア
そして、TVでも良く聞く単語になりました、ジェンダーレスです。
▼ジェンダーレス
これはセクシャリティを表す言葉では無く
ファッションにおいて、男女の境界を持たないという意味合いが強い言葉です。
生れた性別そのものに違和感や嫌悪感が無くとも
おとこ/おんなという性的や役割や印象付けをされない表現を好む人達が多く含まれます
勿論、ジェンダーレスという言葉の中には容姿だけでなく
性別、心や体の性自認を含んだ人達も居るでしょう。
おとこ/おんなという枠組みの考え方しかない世界に居る人たちにとって
入りやすい単語の一つだとは思います。
セクシャリティの考え方に触れるきっかけとなれば良いですよね。
■最後に
いかがだったでしょうか?
色々な性別があったり
言葉が増えたり、減ったりで頭がパンクしちゃいそうですよね。
私も、勉強しながらよく混乱します笑
けれど、勉強しながら
ラべリングの安心感というのは否めないなぁと思いました。
当たり前に男/女で満足できる安心感はとても大きいのです。
リストラしたり、宝くじが当たったり、タンスに小指をぶつけたり
人は、自分が体験しないと、感情の本質は中々察する事が難しいです。
性別が、どちらでも無かったり、逆である時の精神的な苦痛や
名前の無い存在で居る事の不安は、当事者にしか分からない部分も多いはずです。
だからこそ、少しだけでも
知識が広がって、そういう人も居るんだなと共感して貰える事は喜びです
そして、当たり前のように
色んなセクシャリティの知識が皆に共有され
すれ違った人がどんな人でも、”普通”と感じられる日が来ると良いなと思います。
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